前エントリーでご紹介した通り私はAxe-FXⅡを以下のように使用しています。
①Mornigstar MC8
↓ 7 pin midiケーブル
②Axe
↓ XLRケーブル
③yamaha MG06 ← PC
↓ XLRケーブル
④JBL 305P
この中で最も拘ったのはMidiコントローラーです。
なぜならAxeの高い性能を引き出すには高い性能のMidiコントローラーが必要であり、これ如何によって満足度が大幅に変化してしまうからです。
本エントリーでは私がMidiコンとしてMorningstar MC8を選んだ理由について述べます。
各社のMidiコントローラー比較
MFC101
機能は申し分ないですし、専用エディターでプログラミングができるので操作性も良いと思います。
またなによりも純正品なのでこの手の機材初心者の私にとっては安心感がありました。
が、とにかく巨大かつ重量級でライブやスタジオ練習時における運搬性が最悪です。
家でも限られた書斎のスペースを圧迫すること必死です。
さらに筐体設計も古く、モニターも一つしかないため、どのボタンに何がアサインされているかシールなどで貼る必要があります。
時代遅れ感が半端ではありません・・。
以上のデメリットからまず初めに本機は候補から外しました。
CAJ midi prg station
コスパ的には良かったのですがエディターがないため本体だけで操作しなければなりません。
これは面倒ですし、わかりにくいです。
またスイッチも5つしかないため、ちょっと凝ったことをしようとすると追加する必要が出てきてしまい、コスパが低下する恐れがあります。
よって本機も候補から外しました。
RJM mastermind
本機は大きさ、スイッチ数、中古市場での価格など、かなり理想に近かったですが、エディターがないということで外しました。
物理ボタンだけでの操作はしんどいです・・
RJM mastermind LT
上記の後継機(?)です。
本機には素晴らしいエディターがついてきます。
axe, kemper, helix等はもちろんのこと各社の代表的な機材をコントロールするためのモードが搭載されています。
各スイッチのアサインはエディターで簡単に決めていくことができます。
Using a Mastermind LT MIDI Foot Controller to control an Axe-Fx
それぞれのスイッチには20アクションまでプログラミングできます。
つまり、1踏み20個のエフェクトをONすることもできるわけです。
しかしながら一点問題点が・・
各ボタンのアサイン状況がわからないのです。
よってシールなどで貼る必要は出てきます。
まあいつもこのスイッチはscene切り替え、コーラスON/OFF等決めておけば貼るまでもないような気もしますが・・
どうしてもこの点が気になり、候補から外してしまいました。
RJM mastermind GT/10
LTは廉価版でGTシリーズこそ同社のフラッグシップモデルです。
Mastermind GT / Axe-Fx III First Look
なんと言ってもその特徴は視認性です。
各スイッチのアサイン状況がスイッチ上部のディスプレイで確認できます。
当然前述のエディターでのプログラミングもできるわけでまさに現在世界最強のmidiフットコントローラーと言っても良いのではないでしょうか?
あまりにも欲しくなってしまい、代理店のmusette japanさんに価格を聞いてみたところ、まだ売り出し中のため30%サービスで13万弱との回答でした。
axe本体(中古)に迫る価格です・・。
さすがに買えません。
泣く泣く候補から外します。
Roland FC-300
こちらもコスパ最強なのですがエディターがないので候補から外しました。
国産なのでアフターは期待できるのですが。
soleman
こちらはエディターありでmastermind並の性能があるのですが如何せんスイッチが少なすぎて候補から外しました。
Morningstar MC8
さて肝心なMorningstar MC8です。
Morningstar MC8 MIDI Controller - What's New?
本機の主な特徴は以下になります。
・エディターあり
・アサイン状況が常にディスプレイ表示されているのでわかりやすい
・任意のCCを送信可能→scene切り替え可能
・8つの物理スイッチ
・異常なコスパ
・Morningstar社のやる気が凄まじく、アップデート頻度が高い
間違いなく、現時点では世界一コスパに優れたMIDIコントローラーです。
正直この価格帯ならこれ一択です。
ちなみに私が購入したタイミング(2020年春)では国内の代理店がなかったため、初めての個人輸入を行いました。
(今はあるようですね。https://umbrella-company.jp/morningstar-mc8.html)
個人輸入は超絶面倒でしたがその苦労が吹き飛ぶほどのスペックで、大満足しています。
この記事がMidiコン選びに迷っている方の参考になれば幸いです。
↓次回はMC8の設定について解説します!↓